本当に凄いところは
日本時間の今朝行われたMLBのワールドシリーズ第6戦で、ヤンキースが勝って通産4勝2敗でフィリーズを破ってワールドチャンピオンに輝きましたね。
この試合で1試合6打点というワールドシリーズタイ記録を達成した松井秀喜選手がMVPに選ばれました。
今日の試合に限らず松井はシリーズ通じて打撃が好調でしたね。
ただ、松井が本当に凄かったのは別のところにあると、今回改めて感じました。
このシリーズでもフィリーズの本拠地で行われた第3戦~第5戦というのは、DHが使えなかったんですよね。ヤンキースのジョー・ジラーディ監督は普段はDHで起用していた松井をレフトで起用するかも知れないと言ってたようですね。それだけ打撃好調だったという事。本人も守備練習をやってましたし、外野での起用も現実味があるのかと思ってました。
しかし、結局ジラーディ監督は松井を外野では起用せずベンチに置いて、勝負どころでの代打で起用するという形にしました。
外野を守ろうと思えば守れたはずなんですよね。確かに左膝の不安はありましたけど、走塁などを見ている限りでは、そう影響ないように見えましたから。本人もそのつもりだったはずなんですよね。
しかし、ここで松井が凄いのは、そういう状況でも腐らずに自分の出番を待って常に準備を怠っていなかった事。そして代打で出て結果を残した事。これは本当に凄いことだと思います。普通、これだけ好調なのに最初から使ってくれないと選手って腐ってしまうものだと思うんですよね。しかし、そうではなく常に与えられたところで全力を尽くして結果を出す。そういった姿勢を見せた松井に『本物のプロ』の凄さを見たような気がします。それもこのワールドシリーズだけでなく、レギュラーシーズンでも交流戦でDHが使えないナ・リーグの球場でも同様の起用のされ方でしたから、余計にそう思います。
そりゃあ、松井本人も内心では面白くなかったはずなんですよね。今年はここ2年と比べても非常に状態が良かったですから。ひいき目なしでもジラーディ監督の起用法には疑問に感じることも少なくなかったです。
それでも、文句一つ言わず自分の仕事に取り組む姿勢は野球選手のみならず、見直さなければならない事だと思います。普通なら本当に鬱憤がたまって終いには首脳陣と軋轢を起こしかねないところですからね。
そんな松井ですが、このMVP受賞で来年もヤンキースで・・・と願っているファンも多いことでしょう。松井本人もヤンキース残留を望んでいるような感じですし。しかし、いくらMVPを取ったとしても、松井がヤンキースに残留できる保証はありません。地元ニューヨークでは松井は今季限りでチームを去る、それも非常に高い確率で・・・という報道がなされてますし、球団首脳も放出を検討しているような感じもします。それとこれとは話は別、ってことなんでしょうね。
果たして松井の去就はどうなるのか・・・引き続きヤンキースのユニフォームを着るのか、他の球団へ移るのか。それとも日本へ・・・?


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