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2009年6月24日 (水)

何でもかんでもメジャー流

 レッドソックスの松坂投手がDL(故障者リスト)入りしましたね。今季2度目です。

 理由は『肩の不調』との事ですが・・・。

 事の真相はよくわからないので、かなり憶測で書いてしまいますが・・・。

 今季、松坂はここまで1勝5敗 防御率8.23と散々たるものでした。これではローテを外れるのもムリはないでしょう。レッドソックスのフランコーナ監督などは『WBCなんかに出るからだ』などと言っているようですね。

 ただ、この不調が『WBCの影響』だけによるものだと言うのは、ちょっと違うんじゃないかと思います。

 確かにWBCの影響はあるでしょう。しかし、それは数ある理由のほんの一角に過ぎません。

 例えば、メジャー流の調整が松坂本人にフィットしていたのか?という問題があります。ご存知のようにメジャーでは『肩は消耗品』という考えが特にここ10年~20年くらいで大きくなってきました。その考えの元で投手は練習でも球数を制限されます。絶えず投手コーチが球数をカウントして管理しています。それも過剰なくらいに。特にレッドソックスなどはそれが顕著に表れています。

 3月に行われたWBCの期間中でもレッドソックスは松坂に球数制限を科していました。それ以外でもWBCに対してはメジャー各球団から露骨なくらいの横槍が入ったりしてました。

 松坂はそういった球団の姿勢に不快感を感じているようでした。松坂は時にはコーチからの指示を無視して投球練習を行ったりしていたようですし。

 それで結果が出れば誰も文句は言わないのでしょうが、運が悪い事に今年は成績が良くありません。そういった積み重ねが互いの不信感を生み出しているのは間違いのない事だと思います。

 確かに体のケアは大事だとは思いますが、だからといって『何でもかんでもメジャー流』というのは、いかがなものかと僕自身は思います。『肩は消耗品』だと言っても、またいくらポスティングで多大な資金を掛けて獲得した選手だと言っても、その姿勢はちょっと過剰過ぎるように思います。消耗品と言っても個人差があるわけですし、選手それぞれに合った調整法を見つけ出すというのも指導するコーチの役割なはずですが、どうも慣習にとらわれ過ぎているんじゃないでしょうか。また、それであまりに選手が守られ過ぎのような感じがします。

 そういう過保護ともいえる姿勢が、特にここ4~5年の間に顕著に表れているためか、僕自身はメジャーリーグに対してはすっかり醒めてしまってます。

 WBCで日本と韓国が決勝で相まみえる事になった時、一部のファンからは『組み分けに恵まれた』、『メジャーは本気ではない』という声が聞かれました。しかし、考えてみるとMLB全体のあまりに過保護な姿勢がそれを産んだのではないかと最近になって思います。また、日本と韓国の決勝というのも『当然の結果』だったんだと思います。

 それくらい、MLB自体の地位は落ちてきているんじゃないか・・・そう感じています。

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コメント

昔、といってもそんなに前のことではありませんが、メジャーは家族で楽しめる手ごろな娯楽でした。
しかし最近はチケット代などが高くなり、気軽に見に行けるスポーツではなくなってきています。
じゃ、お金に見合った興奮を常に得られるのかといえばそれもまた疑問です。
しかも選手の相次ぐ薬物疑惑...
いろんな意味で、ファンとの乖離が激しくなってきていると思いますね。

選手への過剰な保護も含めてですが、もっとワイルドな野性味と親しみやすさみたいなものを取り戻さないと、何時の間にかファンからも見放されてしまうんではないかと危惧しています。

>消耗品と言っても個人差があるわけですし、
>選手それぞれに合った調整法を見つけ出すというのも
>指導するコーチの役割なはずですが、

なるほど、日本野球は指導が画一的で、メジャーは個性重視と通説にはあったが、アメリカはアメリカ的に画一的なんですね。
ホワイティングに聞かせてやりたいw

野球が、ラグビーやサッカーみたいにフル代表の100年以上国際試合を繰り返していれば、事情も違ったでしょうが。
アメリカと言う国自体が、国際的に擦れていない。

それはそうと、「何でもかんでもメジャー流」を日本で啓蒙した玉木正之氏は、今更アメリカ九回を批判するなら・・・
・・・まず、自己批判から始めたらどうか。

>師匠

 僕が最初に大リーグを観始めた時(85年ごろ)はこんなんやったっけ?と今でも思うんですけどねぇ・・・。

 先日、MLB選手会のドナルド・フェア専務理事が退任を表明したというニュースが日本でもありましたが、その中でここ20年で選手の年俸が10倍に跳ね上がったという話がありました。

 選手の権利を主張した結果、その対価が上がったのは良いのですが、その分がチケット代に表れたのかなぁ・・・と感じますね。後はやっぱりストライキの影響も大きかったんじゃないでしょうかねぇ・・・あれで相当数のファンを失ったと思いますし。

 メジャーはもうナショナル・パスタイムじゃなくなったって事でしょうかね。

>さけのべさん

 メジャーが個性重視なのかどうかっていうのは、実のところよくわかりません。あれはマスコミが上辺だけ見て勝手に作り上げたものだと思っているので。

 玉木さんもそれを見て賞賛してるんじゃないでしょうかね?実は僕、玉木さんの著書だとか何だとかは全く見たことないので(笑)TVでのコメントしか知らないんですよ。

 いらぬ入れ知恵は入れたくないって事もあって、そういったスポーツライターの方々の記事って見ないんですよね。

 で、本題に戻りますが、実のところ、チームスポーツっていうのはある程度画一的なものもあるんじゃないかなぁ・・・と思います。でないとチームとしての体裁がなさないと思いますし。

 そこは洋の東西問わず一緒だと思います。ただ、それがために何でも押し付けてしまうというのはいかがなものか・・・とも思います。『郷には郷に従え』とは言いますけどねぇ・・・。

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