アマチュア野球

2009年10月15日 (木)

今更と言いますか・・・

 神奈川県野球協会:「日産」存続の署名活動開始決める

 何と言いましょうか・・・まず、何故にこの時期・・・?って感じがします。

 あと、神奈川では2002年にいすゞ自動車(藤沢市)、昨年には三菱ふそう川崎(川崎市)といった名門が休部するなど、企業チームが激減しました。そして、今年いっぱいで日産も休部するという・・・。

 ただ、それならば何故、三菱ふそう川崎が休部を発表した時に署名活動を行わなかったのかという疑問も沸きますし(ふそうの場合は地元商店街などが署名活動をしたという話は聞きましたが)、また、今回の動きについてもちょっと遅すぎる気がします。どうせやるなら、もっと前からやるべきだったと思うんですよね。

 あと、サンスポの記事では「休部という事は復活がある」などとコメントしてたようですが、ここ20年くらいで休部したチームが復活した例は一つもありません。むしろ休部したチームが数年の後に解散してなくなるというケースが相次いでおります。今は「休部しても、いつかは復活」ではなくて、「休部=廃部」なのです。

 今回のこの動き・・・何か理由があってのことだとは思いますが、この事自体に一体何の意味があるのか・・・と疑問に思うばかりです。

2009年9月25日 (金)

警察チーム結成!?

 警視庁機動隊が硬式野球部を創設するというニュースがスポーツニッポンで掲載されてました。

 そういえば、自衛隊のチームはいくつかありますが、警察のチームというのは今までもなかったんじゃないでしょうかね。官業のチームというと、昔の国鉄や電電公社、専売公社などがありましたが、全て民営化されました。専売公社に至っては、後進のJTが廃部になってしまい、残っているチームはありません。

 警察とスポーツというと、柔道や剣道、レスリングやフェンシングといった格闘系が思い浮かびます。チームスポーツでは大阪府警のラグビー部が活動してまして、確か現在はトップウェストでやっていたと思います。ただ、それ以外ではあまり聞かないような・・・。

 それだけに今回、警視庁が硬式野球部を創設すると聞いて半信半疑なんですけど・・・^^;

 最近は企業チームの休廃部が相次いでおり、逆にクラブチームが激増しております。ただ、クラブチームも運営が結構大変な状況で、社会人球界も先の見えない状況になっているものと思います。

 そんな中での警視庁の硬式野球部創部。久しぶりに官業からのチーム結成でありますので、どういう活動をしていくのか注目してみたいと思います。

2009年8月 3日 (月)

『ひっそりと』4連覇

 アジア野球連盟(BFA)主催の第25回アジア野球選手権で日本が4連覇を達成しました。

 この大会が行われていることは、アマチュア野球(中でも社会人野球)関係者やファンくらいしか知られておらず、マスコミでもあまり大きく扱われなかったことから、失礼ながらタイトルに『ひっそりと』などと書いてしまいました・・・^^;

 今回の大会、日本は投手は全員が大学生、野手は社会人の若手中心という布陣でした。今回は成田で行われた1次リーグから出場。フィリピン、タイ、インドネシアを破って決勝リーグに進出しました。決勝リーグでは天津ライオンズの単独チームで編成した中国を4-0で破ると、続く台湾(大学と実業団の混成チーム)を5-4で振り切り連勝。そして最終日はライバル韓国(大学生で編成)を7-1で破って4連覇を果たしました。

 今回の代表は前述したように投手陣は全員が大学生。先に行われた日米大学野球の代表メンバーが殆どそのまま代表チーム入り。一方、野手は全員が社会人だったのですが、社会人はこれから8月末~9月初旬に掛けて都市対抗が行われます。そして、休む間もなく9月からは欧州でIBAFワールドカップに出場します。ワールドカップの方はまだメンバーが決まってませんが、社会人中心のオールアマチュアで編成することが決まっています。

 実は社会人の選手も密かにハードスケジュールだったりするんですよねぇ・・・まぁ、大変ではありますが、代表に選ばれた選手には何とか上位に食い込んでいけるよう頑張って欲しいものです。

2009年7月12日 (日)

中学野球

 昨日、尼崎市中学校総合体育大会の野球競技を観に市内の橘公園野球場へ行ってきました。この大会は全中連主催の全国大会の地区予選も兼ねており、特に3年生にとっては『最後の大会』となります。高校生で言う『夏の甲子園』のようなものですね。

 僕は中学まで野球をやってました。なので、昨日はその懐かしさもありましたね。あの頃はちょうど人気漫画の『キャプテン』がアニメで放映されてた時期でした。『キャプテン』は中学野球をテーマにしていた作品でしたので、自分達とも通じる部分があったりしましたね。

 それから20年以上経ったわけですが、実は卒業して以来、中学の野球は全く観てませんでした。そんな久し振りに触れた中学野球、僕らが現役の頃からいろいろと変わってました。以下に挙げてみましょう。


①打者、走者のヘルメット着用

 実は僕らが現役の頃はヘルメット着用は義務づけられていませんでした。なので、打席でもヘルメットは着用してませんでした。それどころかヘルメットの存在すらありませんでした。今は両耳付きヘルメットの着用を義務づけられてるようですね。また、ランナーコーチもヘルメットを着用してました。ちなみに学童(いわゆる少年野球)ではその当時からヘルメットは着用するようになってました。


②捕手のプロテクターなどの防具の着用

 これは記憶が曖昧なのでどうだったか忘れましたが、記憶が確かであれば当時はレガースは着用してましたが、プロテクターまでは着用してなかったんじゃないかと思います。今はやっぱりプロテクターの着用は義務づけられてるようで、どの学校でも捕手はプロテクターを着用しています。


③バッティング用手袋の着用

 これは高校野球でもそうですが、以前はバッティング用手袋の着用は許可されていませんでした。今は手袋の着用が許可されているようです。数人の選手が手袋を着用してました。


④延長戦特別ルール

 ルール的にはあまり違いはなく、7イニング制でコールドゲーム(確か5回で7点差だったかな?)採用は変わってません。しかし、延長戦の扱いが大きく変わってました。僕らの頃は延長は9回まで行ってそれでも決着がつかなかった場合は抽選で決めるというやり方でした。僕らの最後の試合も抽選で負けて終わってしまったんですけどね。今はどうかというと、延長戦からはノーアウト満塁の状況から試合を始め、そこで1点でも多い方が勝ちとなる『サドンデス』方式で行われます。北京五輪やWBCで話題になった『タイブレーク』と同じです。


 大まかにはこんな感じですね。細かいところで変わってる点もあると思いますが、そこまではちょっとわかりませんでした。

 軟式という事もあって、点数の入らないロースコアのゲームが続きました。この辺は僕らの時と変わってませんね。それだけに手に汗を握る行き詰まる試合も多かったです。

 久し振りに観た中学野球、なかなか良いもんだなぁ・・・と思いました。高校野球のような華やかさはありませんし、同じ中学野球でもボーイズなどの硬式野球のように高校に進んだら強豪校へ多くの選手を送り込むわけでもないと思います。それでも、そこでプレーしている選手にも高校へ進んで硬式野球をする選手が多くいます。もしかしたら甲子園でプレーする選手も出てくるかも知れません。

 そういう意味では、この辺りからの年代で軟式をやっている選手にも注目しておくと将来出てきた時の自慢になるかも知れませんね(笑)


2009年6月12日 (金)

激しい戦い、複雑な思い

都市対抗野球:日産-三菱重工横浜は引き分け再試合に

都市対抗野球:三菱重工横浜が勝ち全国トップで本大会切符


 一方は今季限りで休部、もう一方は昨年まで8年間をクラブチームとして活動と、今の社会人野球の現状を象徴しているような両チームが演じた2日連続の延長という激闘。

 それぞれに複雑な事情、複雑な思いを抱えながらの2連戦だったんじゃないかと思います。
 
 引き分けに終わった第1戦の試合後に日産の久保監督が「我々も相手も、スタンドと一体で粘った。スポーツの、この良さを、分かってほしいなあ」と言ったのは偽らざる思いでしょう。

 そして、クラブ時代を乗り越えて13年ぶりに東京ドームへ戻ってくる三菱横浜。

 さらにこの両チームだけでなく、社会人野球界全体も未だ逆風の中で迎える都市対抗80回目の夏・・・その先の社会人野球の行く末はどうなっていくのでしょうか・・・。

2009年6月11日 (木)

豪腕が日本へ?

【MLB】メジャー“ドラ1”豪腕、入団拒否して日本でプレー?

 話題の主であるストラスバーグという投手ですが、去年の北京五輪のアメリカ代表で準決勝のキューバ戦でも先発してました。その試合をDVDで録画して今でもたまに見ますけど、印象はやっぱり『球は速いけど荒削り』って感じですね。まぁ、まだ大学生なんでムリもないですが。

 しかし、この話は・・・まぁ、有り得ないとは思いますが・・・。

 ただ、代理人はスコット・ボラスというところが非常に気になりますねぇ・・・リンクの記事にもありますが、このボラスという男・・・過去にもいろいろと『前科』がありまして、そこから『吸血鬼』なるニックネームをつけられているほど、球団にとっては『天敵』ともいえる存在です。

 日本行きは有り得ないにしても、何かひと波乱はありそうな感じです。

2009年5月31日 (日)

さて、どっちでやるの?

 今日、NHK教育TVで早慶戦を放送してたので、ずっと観てました。

 しかし、神宮はスゴイ雨でしたね。途中で30分くらい中断しましたが、その後も時折強い雨が降ったりして、バッターボックスやベース付近は泥んこ状態。こんな状態でよく9回までやったなぁ~と。

 その中で何と早稲田はピッチャー登録の大石くんが『7番・ショート』でスタメン出場(!)

 大石くんといえば150km超の速球を誇る『早稲田の守護神』。確かに入学した時は内野手でしたが、その後は投手としてずっと活躍してました。

 それだけにこのスタメン起用には驚いてしまいました。

 その大石くん、打撃ではタイムリースリーベースを放ち、守備でもセンターに抜けそうな当たりを横っ飛びでアウトにするファインプレーを見せるなど、およそピッチャーとは思えないプレーを見せてくれました。相当センスがあるんでしょうね。

 そして、もう1つ驚きが・・・何と8回からマウンドに立ったんですよね。雨が降りしきり、マウンドも最悪な状態にも関わらず持ち前の速球で慶応打線を抑え込んでしまいました。

 まさに『投・攻・守』に渡って高い能力を見せたわけですが・・・ここで1つの疑問が。

 早稲田の応武監督は今後、大石くんをどのように起用していくのでしょうか?

 また、大石くん自身はどっちでやっていきたいのでしょうか?

 今日の試合を観ると、野手としても非凡なものを見せましたが、かといってあの速球は捨て難いものがあるし・・・。

 秋のシーズンが楽しみではあります。

2009年4月26日 (日)

う~ん・・・物足りないねぇ・・・

 東京六大学野球の春季リーグ戦が始まりましたね。

 もっとも注目されているのが、『ハンカチ王子』こと早稲田の斎藤佑樹投手。2006年夏の甲子園で優勝し、大学進学後も1年春から先発としてマウンドに上がり、昨年秋のシーズンまでで通算18勝を上げてます。

 斎藤投手が投げる試合には多くの観客が入り、マスコミもこぞって報道するなど高校時代と変わらぬ注目ぶりですね。

 しかし、管理人から見ると何か物足りない感じがします。

 今日は序盤戦の天王山である法政との1回戦。当然の如く斎藤投手が先発してきました。初回に2点を取られたものの、その後は法政打線を抑えていきました。しかし、5回裏の攻撃で代打を送られ降板しました。

 この場面を見ると、どうも『本当の意味でのエース』と呼べる感じがしないんですよね。これは非常に古い考えかも知れませんが、エースというのはある意味、『コイツに1試合任せる』くらいの感じでないとならないのではないかと思っています。それは調子の良し悪しに関わらず。それくらいの信頼感があって初めて呼べるものではないかと。

 しかし、早稲田の応武監督はそこまでの我慢が出来ないのか、リードされるとすぐに代打を送って継投策に走ってしまう傾向があるように感じます。今日の試合も結局3人の投手を継ぎ込みましたし。

 確かに早稲田には斎藤投手以外にも良い投手がたくさんいますし、継投策もアリだとは思います。それに斎藤投手には将来があるからムリはさせられないという考えもあるんでしょう。

 しかし、それでは斎藤投手も今以上の成長は望めないような気がします。ステージは違いますが、甲子園の決勝で投げ合った田中将大投手(楽天)と比べると、相当な差が付いてしまってるような感じがします。今の斎藤投手を見ていると、『大学へ行って楽し過ぎている』という感じがしてなりません。これは他の大学にも問題があるんでしょうけど。

 来年のオフになれば斎藤投手もドラフトの対象となります。しかし、現時点ではプロに行ってもすぐの活躍は望めないでしょう。恐らく大学へ行ってからの斎藤投手を見て手を引いている球団もあるんじゃないでしょうか。

 確かに数字は残してますが、今日の試合も含めてその内容には『???』をつけたくなります。斎藤投手ももう3年生だし、一人で1試合任せるくらいのスタンスがあっても良いんじゃないでしょうか?応武監督もそれくらいの器量を求めたいところですが・・・ムリでしょうかね?(ひょっとしたら大学や連盟などにいろいろと注文つけられてる可能性もあって、そういう起用法になってるのかな?)

2009年4月11日 (土)

現状に即したやり方ですか?

 日本野球連盟(JABA)は3日、今年で80回目を迎える社会人野球最大のイベントである都市対抗本大会のチームを従来の32から36に増やすことを決めました。増枠される4枠の内訳は関東、東海、九州の各地区に1枠ずつ、そして北海道2位と東北3位の間で決定戦を行い勝った方に1枠を与える、という形です。

 まぁ、確かに記念大会なんで、それもあって良いとは思いますが・・・ただ、現在の社会人野球を取りまく状況を考えるとちょっとムリあり過ぎない?って感じもします。

 社会人野球に限らず、ここのところ企業チームの休廃部が相次いでいます。昨年は神奈川の強豪・三菱ふそう川崎が休部、今年に入っても日産自動車が横須賀市の硬式野球部と福岡県の苅田町にある九州硬式野球部を今年限りでの休部を発表、TDKも長野県佐久市にある千曲川硬式野球部を廃部して秋田県にかほ市にある硬式野球部に統合すると発表しました。もう20年以上、企業チームが減少している上に昨年のリーマン・ショックから続く経済不況で休廃部にさらに追い討ちをかけている状況にあるのです。

 このような状況で、しかも都市対抗の本大会に出場しているのが殆どが企業チームという現状からすると、本来であれば出場チーム数を減らすなりする必要も出てくるように思います。例えば都市対抗には『補強制度』という独特の制度があります。これは本大会に出場するチームが予選で敗退したチームから最大5人、一時的にチームに加えることができる制度です。この補強選手の活躍によって頂点を極めたチームも少なくなく、優勝するのに非常に重要な要素となっています。しかし、前述しましたように企業チームが激減している状況の中では出場枠が複数ある地区では補強選手を獲得したくても、選手がいないという事で獲得できずに仕方なく『単独チーム』として出場するケースも出てきています。これでは何のための補強制度か、極端に言うと何のための都市対抗なのかがわからなくなってきます。

 従来の32チームでさえ、このような状況にあるのに、記念大会とはいえ更に枠を増やすというのは、とても現状に即したやり方とは言えないでしょう。出場チームを増やすなら(32チームを維持するなら)補強制度をやめるか、補強制度を維持するなら地区割りを変更して出場チームを減らすしかないでしょう。

 ただ、出場枠を削ると加盟している企業チームから苦情が出てくるでしょうね。以前にも2002年大会だったかと思いますが、29チームに減らしたところ企業チームからは「出場枠が少ない」という苦情が出たとか(ファンの声もあったという事らしいですが、実際どうなんでしょう?)

 出場したいから枠を変えるな、というのはちょっとワガママな感じもしますが、チームによっては存続にも関わる問題なので、一概に批判は出来ません。しかし、現状に即した方法で、ちょっとでも活性化しようと思ったら、予選の段階からやっていくしかないでしょう。まぁ、今でも予選は大変だとは思いますが・・・。

 あと、今回は延長11回以降はタイブレークを採用することになったんだとか。従来は延長13回以降で試合時間が4時間を越えた時点だったと思うのですが、今回は試合数が増えるとの理由でこうなったようです。しかし、これも以前から言っているように野球そのものを冒涜するようなもので全く賛成できません。そもそもタイブレークを導入したのも応援団の負担を考えてのものだったんだとか。言わば野球のプレーとは直接関係ない理由で採用されたんですよね。確かに都市対抗の応援というのは大会では欠かせませんが、かといってそれを理由にルールを捻じ曲げてどうする?と言わざるを得ません。

 何にしても、JABAには現状に即した根本的な案を考えて欲しいものですが・・・。